『優れたリーダーは…』

JAXは目先の成功を喜ぶ。

でも、JAXの周りで支えてくれる指導者達は、さらにその先を見て喜ぶ。

 

中学2年時、陸上クラブ400メートルで全国上位の記録でシーズンを終えたJAX
来年への意気込みは固く、この種目で成功を勝ち取るべく練習に励んだ。

 

が、突然のコーチによる種目変更の指示。
JAX
は、得意でもない110メートルハードルの種目をトレーニングするよう要求されたのだ。

 

来年のシーズンピークに向けて、思いもよらない荷を背負ったJAX
コーチは、自分のことを何にも分かっていないと感じた。
自分の可能性という名の蒸気に、強引に蓋をしているようにも感じ、嫌悪感すら覚えた。
それでもコーチを信じ、変更された競技に取り組んだが結局、自分が納得できるような成績は残すことができず、3年のシーズンは幕を閉じた。

 

高校へ入学し、再び陸上クラブに所属した時、
新たな種目が追加されることを知り、言葉を失った。

 

それは「400メートルハードル」だった。
中学3年時に、その基盤をトレーニングしていた私は、いち早く主力選手に抜擢され、自分が望む舞台に立つことができた。
その後、高校、大学とおよそ7年間、私はその種目で走り続けたのである。

 

時が流れそれを理解し、コーチのもとに帰った時、コーチはただ静かに、微笑むのだった。

 

「リーダーは、その人が行きたい場所へと連れていく。
しかし、優れたリーダーは、その人が行くべき場所へと導いていく。」

 

自身に訪れるすべてのチャレンジは、必ずしも自分の望むものとは限らない。
ただ、自分を思い、助けてくれるリーダーの話に耳を傾けることは、より人生を豊かにする大切なレシピなのかもしれませんね☆彡

 

今月も皆様にとって素敵なチャレンジに応える月となりますように!

 

 

 

 

 

 

 

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