頑張らない介護しています

今日は、エルザの友人、マザーズ・ホームさん(ペンネーム)より介護についての記事をいただいたので、紹介したいと思います。

 

私は、15年間ホーム・ヘルパーとして働いていましたが、2年前に義父母の介護のために止む無く退職しました。そして、1年前に義母を看取り、現在は同じ敷地内に住む90歳になる父の身の回りのお世話をしています。最初のころは、( 義父を一人にして長時間外出できないので)制限された生活の中での息苦しさを感じていましたが、今では、これも自分の天命だと開き直りつつあります。義父の体調も安定し自立した生活を送ることができるようになりましたので、介護の目標<義父も楽しんで生き、私も楽しんで生きる=頑張らない介護>にしようと考えました。

まず、家族としての私(嫁)の役割は、義父にとって安心出来る環境を整え、自分の好きなことをして暮らしていただくこと。この一点に尽きると思いました。当時、物忘れがひどくなってきた義父が、安心するよう、また忘れたことを恥じる事がないよう、大事なことは全てメモを書き渡すようにしました。そして、義父が外出しない分、様々な人を家に招き、風通しをよくするようにしました。週1回の訪問看護師さんによる健康管理、近隣に住む娘達の訪問、可愛い孫やひ孫の訪問、私の友人や、時には外国人の方も来るようにしました。皆さんが義父に対して優しく声をかけてくれることに感謝しています。このことは、介護者である私の環境も明るく楽しいものにしてくれます。

最後に介護をしている皆様にターシャ・テューダー(絵本作家・園芸家)の魔法の言葉をプレゼントします。

<もし、どんな状況でも明るく輝かしい面を見ようとするなら、つまり暮らしに喜びを見出そうとすれば、結果としてきっと暮らしはより良いものになるはずですよ。>

マザーズ・ホーム

マザーズ・ホームさん、素敵な記事をありがとうございます! 頑張らない介護は、自分も幸せになる介護ですね。幸せレシピの仲間入りです★

 

この記事をシェアする
Share on Facebook
Facebook
Pin on Pinterest
Pinterest
Tweet about this on Twitter
Twitter
Email this to someone
email

コメントを残す