緊急時の備え

緊急時に備える

今日、私たちの通っている教会で、緊急時の備えのクラスがありました。教会の指導者は私たちに緊急時のために、常に備えててくださいと教えています。毎年、緊急時の備えについてクラスがありますが、今年は私の地域の教会では、実際に阪神大震災を経験した方と9・11のテロを経験した方、また消防士の方が来てくださって、お話をしてくれました。

 

阪神大震災の経験からは、地震が起こった後、人々が行く所は、電話ができる所、また、食べ物が売ってる所。どちらにしても、電気などが止まっているので、カードが使えません。現金も持っていても、お釣りは出せません!また、ピッタリ払える方じゃないと売れません!と言われるお店が多く、小銭を用意する事の必要。また、家で家具などが倒れて、ガラスだらけの所を歩かなければいけなかったので、必ず、厚い靴下を用意する事を学びました。ラジオや懐中電灯も、電池が入って置いておくと、自然放電して使えなくなってしまう事があるので、別に備えて置いておく事も学びました。

 

9・11のテロからは、テロが起こった時、全ての公共交通機関が止まってしまったので、歩いて帰らなければいけなくて、女性だと、ヒールなどで何時間も歩くのは、とても大変なので、カバンに、携帯用の平たい靴をヒールをはく時は持っていると言っていました。また、その時は大丈夫だったそうですが、色々なテロや災害に備えて、有毒ガスを防ぐマスクや、ロープも役に立つと言っていました。ロープは、ベッドなどにくくりつけ、2階や高い所から避難する事ができるし、自然災害時なども、ロープと簡易テーブルクロスなどでテントを作る事ができる事も教えてもらいました。

 

消防士の方は、私たちの町の地形で、何処に地震の断層があり、また他にもどんな危険がこの町であり得るかについて教えてくれました。彼の経験から、たった2日間の停電でも、備えている人といない人とでの反応の仕方、備えていない人がパニックになっている姿を見てきて、備えることの大切さについてお話してくれました。災害を過去に経験したから、また近くに迫っていると知り備えるのではなく、私たちの普段の生活自体が、少しの努力と注意で緊急時の備えになることを教えてくれました。

 

72時間キットは、防災グッズ探偵団というブログのリストが分かりやすく、詳しく書かれていたので、参考までに。


「備えあれば憂いなし」と言いますが、今日のクラスを出て、私はこのままでは憂いばかりになってしまう!と思い、悔い改めの機会となりました。私だけではなく、私の愛する夫(は、彼の責任ですが)まだ小さくて自分では準備ができない娘が、私の怠惰で苦しむはめになってしまうのは、かわいそうだ!と思い、重い腰をやっとあげることができました!


幸せになるレシピには、不幸になるレシピを知り、対処法を備えておく事も必要ですね!

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