予定通りに事が運ばない。さあどうする?

毎日やるべきこと、やりたいこと、たくさんありますね。
それらを効果的に、滞りなくこなすことを期待して、
飛ぶネコはスケジュールを立てます。
そして、そのスケジュールに基づいて、行動するわけです。


ところが、予定通りに事が運ばない
という事態も起こります。
特に、そこに関わるのが自分一人ではないとき、
それは最大のチャレンジになることが多いものです。

 

その日飛ぶネコは、
「買い物に出かけよう!
午後は予定があるから、
10時には家を出よう!」
と宣言しました。


10時直前、トイレに入る人、数名。
しかも、最後の人は長い。。。。。
ここですでにロスタイム30分。


準備ができて、やっと出かけられる、
と思っていたら、そこに電話。
ここでまたロスタイム30分。


そうこうしているうちに、
昼食の時間になってしまいました。
じゃ、お昼ご飯を食べてから出かけよう、
ということになり、
ここでさらなるロスタイム。


午前中に出かけるはずが
すでに時計の針は1時を指しています。
他の奴ら(もう、こんな呼び方になっている)は
出かける気があるのか!
放物線を描こうとしていたイライラは、
コーナーめざして直線に攻めていっています。


出かける宣言から5時間後、
ようやく玄関を出て家を後にしました。


さて、この後、みなさんならどちらを選ぶでしょう。
1) 出かけられたことを喜んで買い物を楽しむ
2) プランが達成できなかったことを悔やむ


実は、毎日の生活の中で
こういう選択は度々あるものです。
選ぶ選択肢によって、人生が変わってしまう、
なんてこともあり得るかもしれません。


この日の買い物には、
こんな結末がありました。


子どもたちの学校の体操着を購入しに行ったのですが、
お店に着いた途端、店長さんの言葉に驚きました。
「ちょうどよかった。さっき、入荷したばかりなんですよ。」


「あ!このために出るのが遅れて
結局、よかったんだ。」
と飛ぶネコは納得しました。


予定通りいかないことは
まんざら悪いことでもない、ということになるわけです。
それなら、1)出かけられたことを喜んで買い物を楽しむ
の選択をしたいものです。


若い時はプランAにこだわって
よくイライラを感じたものでした。
でも、最近は、年齢と経験と知恵を得て、
「すべてのわざには時がある」
というのを理解できるようになってきました。


世界を創造された神様のタイムテーブルで
すべてが動いていることをイメージしてみてください。
その壮大なスケールの時計の上で
自分のペースだけにフォーカスしてイライラしている自分は小さくて、
時計の針をハードルのように
なんども飛び越しているだけかもしれません。
長く大きな針の上に腰かけて、
その動きにまかせてみると、
見えてこなかったものが見えてくるような気がします。


プランAがダメでも大丈夫!
そんな余裕をもって、生活したいものです。

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