もしも自分の人生が参考書だったら

もし自分の人生が参考書だったら、それはどんな参考の本になるのだろうか?

 
子供が勉強や宿題が嫌で悩んでいたある日、
「ママもね、あなたと同じ歳の時、同じ悩みがあったから気持ちが分かるわー」って話すと
子供は、「それで、ママはその時どうしたの?」って聞いてきた。
 
同じ問題にママがどう立ち向かったかを参考にしようとしている我が子を眺めると、
思わず嘘をつきたくなった。
 
なんせ「宿題が嫌で、やった振りをして、
困ってることを親に隠してしまい、
長いこと困ったんだ。」なんて話してまねされたら悲惨でょう?
 
結局、子供には失敗体験をありのまま語って、
悲惨な結果を教えた。そして、あの時はやっぱりこうすれば良かったと、子供が必要な助言をしてみた。
 
しかし、いつか将来誰かに自分の生き様を聞かされるとしたら、
失敗をどう乗り越えたのか、
喜びをどう味わったのかを参考にされるとしたら、
私はその人に幸せを提供できるだろうか?と最近よく考えるようになった。
まねをされても相手が不幸にならない存在でいたいなーって思った。
 
宿題をやりたくないという試練から、私みたいに離婚や愛する人の死を経験したり、病気に悩まされたり、傷ついて心が折れたり、感情に流されてバカな行為をして苦しんだりしたらどうしようって。
 
不幸を想像ばかりしてはいけないけど、心の中で強く思ったのは:
 万が一いつか、自分の愛するものがわたしと同じ経験をした時のために
良い参考人になれるように、これからは目の前のチャレンジや試練への態度を変えようってこと。
 
私の人生が、少しでも役に立つものなら、
先が見えない日々があったり、自分の存在価値を失いかけそうな時でも
頑張れる気がした。
 
もし自分の人生が参考書だったら、こんなことを学ぶ本になって欲しい:
 
怒った時には 傷つけない忍耐さ
困った時には 助け求める勇気
悲しい時には 涙を流せる素直さ
失敗した時は 何度も立ち上がれるガッツ
苦しい時には 無理をしない賢さ
 
幸せな時には 喜びを分かち合える心の広さ
助けが必要な者に 手を差し伸べられる優しさ
人の気持ちを理解できる 寛大さ
大事だと思うことを 貫く強さ
 
でも、だんとつで一番伝えたいことは、
上のリストがな〜んにもできない自分になっても、ちゃんと自分を許して、愛せる人になれること
そんな1冊の参考書になったらいいなと思っている。
 
あなたはどう?自分の人生が参考書だったら、どんなことを勧める一冊にしたい?
 
 
 
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