本当にサンタクロースはいるの?

皆様、メリークリスマス!
JAXです(*^^)v
我が家では今朝、枕元に置いてあったサンタさんからのプレゼントを、子ども達が嬉しそうに、目を輝かせながら開けている姿に、ちょっぴり幸せな気持ちになりました♪

巷ではこの時期「本当にサンタクロースはいるのか?」などの話題が沸騰しはじめますが、皆様のご家庭ではいかがでしょうか?

今からちょうど120年前の1897年、8歳の女の子が「本当にサンタさんはいるの?」と新聞社に手紙で質問したところ、なんと記者さんがその答えを新聞の紙面に社説で答え、その記事が後に『Yes,Virginia,there is a Santa Claus』という名前を通して、世界中に知られることになりました。

以下が、実際にあったその質問と答えです。

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「編集長さま、わたしは8才です。わたしの友だちに『サンタクロースなんていない』といっている子がいます。お父さんは「サン新聞に問い合わせてごらん。新聞社の人がサンタクロースがいるというなら、たしかにいるんだろう」と、いいました。ほんとうのことをおしえてください。サンタクロースって、ほんとうにいるのでしょうか?…」
(バージニア・オハンロンより)

「バージニア、君のお友だちは間違っている。疑い深い年頃特有の影響を受けているんだよ。みんな、見えているものしか信じない。そのちいさな頭で理解できるもの以外は存在しないと思っているんだ。
いいかい、バージニア、すべての人の考えは、それが大人であっても子どもであっても、小さなもの。この広い世界の中で、人は単なる昆虫、そう、まるでアリのような知性しか持ち合わせていないんだ。
バージニア、もちろん、サンタクロースはいるよ。目には見えないけれど、愛や、優しさ、誰かのために尽くす気持ちが存在するのと同じように。君もこういったことがどんなに豊かなもので、君の人生に最高の美しさと喜びを与えてくれることを知っているでしょう?
もしこの世界にサンタクロースがいなかったら、どんなにつまらないことか!それはこの世にバージニアがいないのと同じぐらいつまらないこと。そんな世界には、子どもらしい信じる気持も、僕たちに生きる望みを与えてくれる詩も夢もない。実際に目に見えるものにしか、楽しいと感じることがなくなってしまう、純粋で優しい光が消えてしまうことと同じなんだよ。
バージニア、君はきっと、パパにお願いして全ての煙突を見張らせる人を雇い、クリスマスイブにサンタクロースを捕まえて、本当のことを知りたいと思うかもしれない。
でももしそこで、仮にサンタを見つけられなかったとして、一体何になるのだろう?
『誰もサンタを見たことがない…』でもそれは、サンタがいないってことの証明にはならないんだよ。この世界で一番尊い真実は、子どもにも大人にも見えないものなんだ。
バージニアは今まで、君の家の庭で踊る妖精の姿を見たことがあるかい?もちろん、ないでしょう。でも、だからといって、いないとは限らない。世界中の目に見えない不思議や魅力を、すべて知ろうとすることは、誰にもできないんだ。
君は赤ちゃんの『ガラガラ』をバラバラに引き裂いて、その中の音の正体を確かめることができたとしても、まだそこにはベールに包まれた目に見えない世界があることを知ってほしい。その真実は、たとえ大の大人であっても、その大人が何百万人集まったとしても引き裂くことはできない。唯一、信じること、夢見ること、愛や詩だけが、その薄いベールを押し開いて、言葉を失うような美しい世界の真実を僕たちに見せてくれるんだ。
それは、本当かって?…バージニア、もちろん本当さ。この世界には、これ以上に真実で永遠なものなんてないんだよ。
『サンタクロースがいない』なんて、何てことを言うのだろう!彼は今も生きているし、これからもずっと生き続けるでしょう。1000年経っても…いや1000年の1000倍経ったとしても、サンタクロースは子どもたちの心に、喜びを配り続けるんだよ。」
(ニューヨーク・サン新聞社より)

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「目に見えるものだけが真実ではない」と語りかける味わい深い文章は、目に見えないものの大切さを私達にも教えてくれます。
12月25日、クリスマスはイエス・キリストの生誕を思い起こさせてくれる特別な日です。

この特別な日は、少しだけ、目に見えないものにも思いを馳せてみましょう。
皆様がベールの先にある、幸せの光で満たされますように。

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