先日、東京の赤坂を訪れたときに、
TBSの美術チームが特別に演出したという、
とてもきらびやかで美しい
イルミネーションを目にする機会がありました。
とても幻想的な光景に感動して、
写真や動画を撮ってはしゃいでいたのですが、
後日、撮った写真を見返すと、
きらびやかな光の中を一人で歩く女性の姿が、
なんだか妙に寂しげに思えてしまったのです。
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そもそも、何故クリスマスにイルミネーションで
街を飾るようになったのでしょう?
ある新聞社の記事によると、
暗闇に炎を灯す北欧の伝統を
時の経過とともに、キリスト教が引継いだことにより、
炎はキリストの光の象徴となり、
やがて、長い長い冬の夜に、
疲れきった旅人を迎えられるように、
ひとびとは窓辺に
キャンドルを灯すようになったようです。
その後、宗教改革の祖として知られる
マルティン・ルターが針葉樹の間できらめく
星の美しさに感動して、
家族にも見せてあげたいと願い、
樹を持ち帰り、そこにたくさんのキャンドルを
飾ったことがクリスマスライトの
始まりと言われているそうです。
時代とともに、キャンドルが電飾に代わり、
クリスマスになると、ツリーだけではなく、家中、街中を
きらめくイルミネーションが照らすようになった今、
その起源や意味を考える人はどれだけいるのでしょう?
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イルミネーションの側を歩く女性が
ことさら寂しげに見えてしまったのは、
きらびやかな光の中、
誰ともその綺麗さを分かち合える人が
周りにいないように見えたからかもしれません。
この12月、
特別なクリスマスの時期に、
わたしたちひとりひとりが
誰かをハッピーにすることで
毎日を喜びで満たせたら本当に素敵ですね!
素敵な12月を♪
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※今回、冒頭の写真の格言の翻訳は、こちらのページからお借りしました。
他にも沢山素敵な名言・格言が紹介されています。
ぜひ覗いてみてください。
ちなみに、冒頭の格言のGOLD、こちらでは金と訳されていますが、
お金とも解釈できそう。そう考えると、より身近でわかり易くなりますね♪