擬音語で父を語る

。。。。。。(点々点々点々)










いきなりですが、エルザの父は無口です。

でも、お酒を飲むと、

しゅるしゅるしゅる 
っとお腹の下の方から、自分で考えた駄洒落のネタ出して来て披露してくれます。
いくつか披露してくれた中で、「わっはっはー」となったのは一つぐらい。笑
父の駄洒落には欲がなく、性格が表れています。


【父の一日】

ぷーーーーーー↗
と威勢のいいおならから朝が始まります。

ぽとぽとぽと 
とコーヒーがフィルターを通って水筒に入っていくと、畑に出かける準備完了。


ぽかぽかぽかぽか
と心におひさまが照らすような暮らしができるようにお手伝いするお仕事をしています。

が、やっぱり仕事は大変みたいで、ざーざー、どっしゃん、ばっしゃん、 の豪雨の中にカッパを着て傘を渡しに行く人みたいな毎日。


暴風警報あり津波警報あり、え?土砂崩れも?! のような一日が終わると、真っ黄色のロマンスマイカーをぐんぐん走らせ、帰宅。

。。。。。。
家に帰ると黙々と木彫り。
孫が来ると週末に彫った動物達を使って人形劇をしてくれます。らんらんらん

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【父の教え】

くねくねの曲がり道。
人生は一般社会がひくレールの上を走らなくても、ゆっくり自分の足でよいしょよいしょと歩いた方がいいと教えてくれました。(よって私は四大編入直後に休学届けを出し、宣教師として1年半奉仕活動をし、復学、卒業しました。)


ダラダラと流れる汗。
畑仕事をして収穫する野菜はスーパーで買うのより、断然高い!手間も時間も労力もかかっている。でも、その経験はスーパーでは買えない。自分で種を蒔いて、水をやって、草を取って、肥料をやって育てた野菜がやっと実をつける朝の嬉しいこと!
報酬への感謝で心が満たされる。お金を稼がない子ども達にとって労働の喜びと価値を教えるのにピッタリ!と最近育児について考えているエルザに教えてくれました。


【父の希望】

「コオロギのようにコロッと死にたい」

確かに。

「昨日までリンリンリンリン歌って周りを楽しませていたのに、コロッと往ってしまったねー。」なーんて、幸せかも。笑



【まとめ】

同居している父の父(エルザの祖父)とは性格が真逆。

祖父が「勝つ生き方」を教えてくれ、

父は「負けない生き方」を教えてくれます。


遊び心で父を擬音語で表現してみようと書き始めましたが、書き終え読むと、一つ一つの音が懐かしくて、嬉しいような、寂しいような。

あなたのお父さんはどんな音を奏でているのでしょうか?



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