「厳しい自然界で唯一生き残れる者はなーんだ?」 母が私になぞなぞを出した。自信満々に私は、「強い者でしょ!」と答えると、母はクスッと笑って、イギリスの自然科学者チャールズ・ダーウインの言葉を私に読んだ。
『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのではない。
唯一生き残るのは、変化できる者である。』
私はこのとき、真っ先に以前鑑賞した「Wind」という可愛くて面白いアニメーションショートムービーを思い出した。今日はそれを紹介したい。ドイツのアーティストRobert-Löbel(Robert Loebel)が描いたもの。それは、とある村に住んでいる住民たちが常に強風にさらされて暮らしている様子を描いている。そしてある日、風が止む。強風が当たり前の暮らしに慣れていた彼らにちょっとした災難が起きはじめるのだ。そして、今までの生き方ではもはや生活はなりたたないという現実にあうお話し。
毎日変わっていく人生の中で上手に生き延びることができる幸せ者。それは、自分のおかれた環境にうまく適応することのできる者だろうなと思う。これが簡単だったら苦労はしないんだけどね。
雨が降れば傘をさして。通れない道があれば代わりの道を探す。 うまくいっていない事柄に、同じ方法をなんども、なんども、繰り返して失敗し続けるより、違う方法でアプローチをしてみる。
期待と違う現実と向き合うことは大変なことだけど、それでも、当たり前の環境が変わってしまった時、慣れている習慣を捨てる勇気と新しい自分を作り出す覚悟をもつこと。これぞ人生成功の秘訣かもしれない!
新しい環境に適応するのって難しいよね。
でも、やっぱりそうやって変化に対応していかないと今の時代は特に乗り切れないのかなって思うよ。
その変化が良い変化だったら適応するのは簡単なんだけど、辛い変化だったら難しいよね。
それでもなんとか道を見つけて進んで行く事の繰り返しなんだと思う。
辛いという字がある
もう少しで
幸せになれそうな字である
星野富弘 「花の詩画集」より
Junichiさんコメントありがとうございました。
素敵な詩です。そして奥が深い!人はきっと大変な思いしてるからこそ幸せをつかめるんだろうなと思う(^^)