自己紹介し合う場でよく聞かれる言葉「あなたは何をしていますか」 にあなたはどう答えている?
大抵この言葉に込められた意味というのは、「あなたはお金をどう稼いでいますか」なので、わたしたちはなんとなく「お仕事」について答えがち。もちろん、それはそれでいいのだけど、実際にその答えだけで自分という人が図られるとしたらどうだろう。自分を知ってもらうのには仕事内容だけじゃ足りないのじゃないかな。 仕事が憧れの大好きなものなら十分かもしれないけど、みんながみんなそうではない。
仕事は多くの人にとって生活で1番長く時間を費やす場所だから気になる。でも、人を知る上で1番楽しいのは相手が何が好きかを知ることではないだろうか。だから、わたしは「 あなたは何をしていますか」より「あなたの好きなことはなんですか」と聞く方が好きだ。
あなたの好きなことはなんですか?
ちなみにわたしは夜の道を走ったり、写真を撮ったり、音楽を聴きながら絵を描いたり、自分の気持ちをこうして字にしたりするのが好きだ。時には、ネットフリックスを見ながら好物のピザを食べ、お日様が出ている日は自然の中でお昼寝をし、そして、キャンドルを灯した部屋で良い香りに包まれてネットサーフィンを楽しんでいる。
わたしのお母さんは12匹の猫ちゃんたちに囲まれて読書を楽しむ人で、お父さんはお料理が自慢。そして、子供たちは漫画やゲームやYouTubeにはまっている。
わたしの友達には、物語を書くのが好きな人、ドラムを叩いて発散するのが好きな人、漫画を描くのが好きな人、火が好きで花火を打ち上げちゃう人もいる。その他にも、おしゃべりが命だったり、お世話好きだったり、カラオケで持参のスタンドマイクまで持って歌に燃える人もいる。
「好き」は本当にさまざま。
どんなに些細なことでも、みんなの「好き」に触れるとわたしはいつも刺激を受ける。人は好きなことについて語るときって本当に輝いているからだと思う。周囲もそれによって元気もらえるし、いろいろと学ぶ機会になる。
それになんと言っても好きなことをするのって楽しい!そして、楽しいは「幸せ」の形だ。いわゆるわたしたちの充電器のようなものだ。大したことじゃないからとか、お金にならないからとか言って過小評価しないように!
今年また新しい一年が始まった。家庭の責任や仕事で忙しい一年かもしれない。みんな、それぞれ違う状況に置かれて、抱えている悩みやチャレンジが違うかもしれないが、どうか、少しでも多くの時間を大好きなことに使ってね。人生は一度しかないんだから。