独りになる時間をつくる利点

“I find there is a quality to being alone that is incredibly precious. Life rushes back into the void, richer, more vivid, fuller than before.”

Anne Morrow Lindbergh, Gift from the Sea

 

「独りになることはとても大切だと思ってるの。人生が孤独に感じることもあるけれど、独りになる時間を作ると、以前よりより豊かで、鮮やかで、満たされた気持ちになるの。」

ーアン・モロー・リンドバーグ

 

全く独りになったのっていつですか?

 

満員電車に乗ったり、街中を歩いてたりは、独りじゃないです。

部屋で一人で本を読んだり、インターネットをしたり。それも、今、わたしが言う「独り」じゃないんです。他の人の影響を受けてるから。

 

全く人からのアイディアや影響を受けず、独りになる時間。自分と向き合う時間。

過ごしてますか?

 

去年から娘が学校に行きだし、一人の時間が増えました。でも、仕事、家事、メールのやりとり、本を読んだり。。。と、とてもじゃないけど、ゆっくり自分について考える、または、何も考えないということがない!独りになれていない!と自覚。

 

思い返せば、小学校の頃、よく庭にあった木に登って、そこで、独りで時間を過ごしたなー。将来、何をしたいか考えたり、どんな方向性を持って生きていくかとか。。。

あの時間があったから、自分の意思をしっかり持てたり、自分ってどんな人かがわかってきたのかもしれない。そして、自分がわかると、周りの人も不思議と見えてくるんです。

 

独りでいることについて調べると、たくさんの効果を発見しました。鬱にもいいとか。

 

なるほど、なるほど。でも、確かに。

 

そういえば、イエス様も神様の御業を始める前に、荒れ野で40日間、独りで過ごされましたよね。

 

パラドックスのようですが、独りになることは、実は、良い人間関係、また良い人へとなるのに大きな助けとなっているんですね。

 

あらゆる情報と、やらなきゃいけない(と思い込んでいる)リストと、家族や交友関係。そこに、自分との時間を作るのは当たり前に必要なことなのかも。自分のメインテナンスですね。

 

そして、振り返って見ると、たくさんの要求の中で生活し、それをこなしていっている自分ですが、同時に、わたしもかなり夫や子どもに要求をしているんではないでしょうか?

「早くして!」とか、「もうやめてよー!」とか、「これやって」とか。

 

もちろん、意思疎通をし、生活していく中で、必要なことなのですが、それと同時に、わたしは同じぐらい、または少しでも彼らが「独りの時間」を作るお手伝いをしてるでしょうか?

 

特に娘はまだ幼稚園なので、わたしが「独りの時間」を作ってあげないと、自分で作るのは不可能に近いでしょう。急かして子育てするつもりはなかったのだけれど、いつのまにか忙しさや、良い人間関係の構築に力を入れすぎて、自分をゆっくりと大切にすることを忘れていたのかもしれません。

 

「独り時間」をスケジュールに入れる!そこから始めていきたいな!

 

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