2016年、新しい年がスタートしました!
目標を立てたり、新たな決意をする最良の時期ですね。
昨年、末娘が1年生になったことをきっかけに、
子どもらが学校に行っている間の約半日は、
飛ぶネコが自由にできる時間となりました。
あれもやりたい、これもやりたい、と貯めてきたプロジェクトがたくさんあります。
こんなことがしたい、あんなことがしたい、と温めてきた計画もあります。
今後の人生設計にあたってめぐってきたこの転機をどう生かせばいいのか、
ワクワクしながらも真剣に考えていました。
大事なことを決めるとき、みなさんはどうしていますか。
性格的に、思ったことをすぐに行動に移さないと気が済まないわたくし。
その行動力で、たくさんの良い機会に恵まれてきましたが、
若い時分は、その即決さゆえにいくつかの失敗も経験しました。
もちろん、失敗から学ぶという特権を使って(笑)成長してきましたが、
そこからは、熟考するという大事な習慣を学び、
その後は、慎重さを培うために努力するようになりました。
そんな飛ぶネコにとって、熟考と慎重さの過程で欠かせないものが
「祈り」です。
祈るという行為は、
目には見えていない天におられる父なる神様に
自分の思い、悩み、恐れ、心配、望みなどなど
ありとあらゆる心の内をすべて打ち明けることを意味しています。
祈りは会話ですから、
当然、相手からの反応、返答を期待します。
目に見えない相手にどうやってそれを求めるの?
との疑問をお持ちの方がいらっしゃるかもしませんが、
できるんです!
それは、頭に浮かんでくる思いであったり、
心に響いてくる感情であったりします。
普段、毎日の生活で祈るとき、
「今日も一日を良い気持ちで過ごせますように」、とか、
「誰かのお役に立てますように」、とか、
お願い事が多いのが常です。
ですが、今回のように、
人生の転機に進む方向を決めなければいけないような場合は
いつもとは様子が違います。
この度飛ぶネコが試した質問は、これでした。
「わたしに足りないものは何でしょうか。」(マタイによる福音書19章20節)
な、なんと。いただいた返答は、
「家の中を整えなさい」でした。
「あっちゃ~。」
実は、何となく予測していた答えの一つだったのです。
それなのに、自分のできていなことを指摘されたことが気に障って、
受け入れるのに躊躇してしまう感が満載でした。
足りないことを教えてください、とお願いしたくせにね。
プラス、温めていた様々な計画を進めるために役立つような答えとは思えなかったのが
またガッカリだったのです。
今後の準備を兼ねて、子どもらの学校でボランティアをしたり、
憧れだったスペシャルオリンピックのお手伝いのために委員会に入ったり、
家庭外で毎日忙しくしていたまさにその時に、言われてしまいました。
ですから、このお告げを受けたときは、
「やっぱり、神様は見ておられるなぁ、逃げられないなぁ(笑)」と。
他人のために良いことをしていても、
自分の家族、家庭のことをおろそかにしていては本末転倒、ってことですよねぇ、
と、納得せざるを得ませんでした。
ということで、自分の生活を見直す必要がありました。
●物事の優先順位を決めて、それに従う
●子どもと過ごす時間を有益にするために、インターネットを使う時間を決める
●掃除は好きで、できるのですが、苦手な料理を向上させるために
レシピを増やし、新しいものにも挑戦できるよう努力する
という目標を昨年一年間努力してみました。
頼まれる、頼られると張り切ってしまう飛ぶネコでしたが、
よく考えてからお返事し、時には、祈り、
更には、つらいですが、丁重にお断りして、
「やらない」方を選択することもしなければなりませんでした。
やりたいお手伝いと家の事を天秤にかけなければいけないこともありました。
ボランティア活動を自粛し、家事に支障のない範囲でするなどして
頑張った、と自分では思います。
ですが、心のどこかで、日の目を見ない家事をこなす日々に、
「疲れた」、と感じてしまうことも。
家族にご飯を作って、家をきれいに掃除して、
洗濯ものをきれいに畳む仕事が
将来なりたい職業ベスト10、にランクインすることなんてないですから!
ちなみに、我が家の夫と子どもたちは、
「ご飯を作ってくれてありがとう」「部屋を掃除してくれてありがとう」
というねぎらいの言葉をかけてくれます。
にもかかわらず、家事をこなした自分を誇らしく思えないのは、
結局、飛ぶネコにとって、家庭を守ることはまだまだチャレンジなわけです。
ここに喜びを見いだせるように励みなさい、と言われているような気がします。
さぁ、さぁ、どうする!!!!
●わたしに神様から与えられている務めがあることを覚えている
●「ご飯作ってる母さんって、幸せそうだね」、と言わせて見せる!
を目標に追加して、今年も「家を整える」に挑戦し続けます。